コスメで「ブースター」が注目されていますが、どのようなものかご存知ですか?
ブースターは、洗顔後、化粧水の前に使う「導入美容液」のことで、ブースターの後につける化粧水や美容液の浸透を高めるのです。さて、ブースターで、そんなに変わるのでしょうか?
洗顔後のスキンケアは、まず”化粧水”で保湿というイメージがありますが、なぜブースターが生まれたのでしょう。
実は、乾燥・毛穴・キメにアプローチするために生まれたともいわれています。
そして最近、長時間のエアコン、食生活や生活習慣の乱れ、ターンオーバーの乱れ、加齢など取り巻く環境により乾燥肌を気にする方が多く、改めてブースターが注目されているのです。
そもそもbooster(ブースター)は、boost(後押し) + er(するもの)で「後押しするもの」という意味、医療業界では「(薬の)効能促進剤」という意味もあります。 化粧品でいうブースターは「後押ししてくれる化粧品」という意味になり、その後につける化粧水や美容液がより浸透するのを後押ししてくれるのです。 そういうと、化粧水の後につけたほうが、より浸透するような感じもしますが、なぜ化粧水の前に使うといいのでしょうか?
ブースターにもいろんなタイプがありますが、役割は大きく3つです。
お肌は、実は潤っているほど化粧水や美容液の浸透が良くなるのです!! 逆に、お肌の表面の角質が乾燥したり、硬くなっていると、化粧水や美容液の浸透が悪くなってしまうのです。 だから、最初にブースターをつけることで角質を柔らかくし、化粧水や美容液の浸透を良くさせるのです。 最近では、安心安全な「発酵液」で角質が柔らかくなるブースターが人気です。
お肌はもともと弱酸性を保っていますが、弱アルカリ性のブースターをつけると、一時的にお肌が弱アルカリ性に傾きます。 弱アルカリ性に傾いたお肌は、弱酸性に戻さなくてはと働き、アルカリを中和するためのアミノ酸などの酸性物質を分泌します。 この酸性物質には角質を柔らかくする効果があるので、あとからつける化粧水や美容液の浸透が良くなるのです。
角質が硬くなっていると化粧水の浸透を妨げてしまうのですが、その余計な角質を取り除くことで化粧水や美容液の浸透をよくします。 ふき取りタイプのブースターに多いのですが、角質を取り除きすぎると肌のバリア機能が壊れるので注意が必要です。 ブースターは、化粧水や美容液が浸透しやすいお肌の状態にし、肌の潤い、やわらかさ、ハリ、キメがよくなるのをサポートしているのです。 そして、ブースターの役割や効果を最大限に利用するには、年齢や肌質で自分にあったブースターを選ぶ必要があります。
乾燥肌でお悩みの方には、しっとりとしたテクスチャーでうるおいを保つだけでなく、肌を柔らかくしてくれる効果も高いオイルタイプのブースターがおすすめです。 保湿力が高く、潤いも持続しやすいです。 ただし、ニキビなどがある場合は、炎症がひどくなる場合があるので要注意です。
どんな肌質の方でもあうのが、お肌への優しさを第一に考えた無添加のブースターです。
特に敏感肌にとって負担となる「合成界面活性剤」や「エタノール」は使用されていません。
そして、「天然発酵液」を使用することで角質を柔らかくし、化粧水や美容液の浸透を高めてくれます。
加えて、ブースターを選ぶ際には、そのあとに使うスキンケアアイテムとの馴染みも重要になってきます。
同じメーカーの場合、馴染みも分析・計算されていることが少なくないです。
まずは、ご自身の肌の状態を把握し潤い・キメ・ハリのあるお肌を保てるブースターを選びましょう。
BGAブースターエッセンス https://bga.co.jp/item_list/item_booster/
2022.05.24