肌および身体の老化を早める元凶として「紫外線」があります。 じつはエイジングケアをするにあたって、紫外線の他にも覚えておきたい老化原因があるんです。 それが「糖化」と「酸化」です。 「焦げの糖化」「錆びの酸化」と言われる現象です。 聞いたことあるけど、いまいち理解しきれていない…そんな方のためにエイジングケアの要である「糖化」についてご紹介します。
糖化とは、摂りすぎてしまった余分な糖とタンパク質(コラーゲンなど)が体内で結びついた状態です。 そしてタンパク質にこれ以上こびりつくことができないほど、糖がくっついたものをAGE(終末糖化産物)と呼びます。 AGEは強い毒性を持ち、人体にとって老化促進の元凶とされる物質です。
身体を構成するタンパク質は、およそ10万種類あります。 ヒトの身体の60〜70%は水分ですが、タンパク質が占める割合は身体の20%近くになります。 ですので、水分を除く固形分のうち、約半分をタンパク質が占めていることになります。 体内の大部分を占めるタンパク質を、毒性の強いAGEが劣化させるということは、人体に及ぼす影響はすさまじいと容易に想像がつくと思います。
【美容面のリスク】 シミ、しわ、たるみ、くすみ、ターンオーバーの乱れ、髪のハリやコシが失われる など総合的に老化を促進します。
【健康面のリスク】 動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害、認知症、白内障、骨粗しょう症、癌 またAGE値が高い方は、老化の進行が顕著で寿命が短くなることが報告されています。
絶句するほど、リスクしかないですね。 さらに厄介なのは、体内のたんぱく質が入れ替わってもこのAGEだけは残り、どんどん蓄積されるのだとか。 すなわちAGEはお肌にダメージを与え続ける、ということになります。
基本的には経口摂取(食事)の影響が大きく関係します。 冒頭で「焦げの糖化」と言ったとおり、AGEは、揚げる・炒めるといった「油」を「高温」で調理した食品に多く含まれています。 簡単に見分ける方法として「焼き目のついた料理」はAGE含有量が高いと言えます。
ステーキ、焼肉、焼き鳥、唐揚げ、とんかつ、コロッケ、フライドポテト、ポテトチップス、ホットケーキ、ジュースなど 特に危険なのは、ファーストフードやお惣菜です。 使いまわしのサラダ油は酸化の可能性が非常に高く、肌はもちろん健康の大敵です。 さらに添加物も盛りだくさんなので出来る限り避けるのが無難です。 ちなみにジュースなどの液体は体内吸収が早いのでこちらも要注意です。
例えば…
揚げたり、焼いたりせず「蒸す・煮る・茹でる」の調理法を増やす。 またお刺身など魚の献立を増やす。 炭水化物の摂りすぎに注意する。(砂糖や白米、小麦など)
とは言っても、付き合いや会食などで揚げ物が避けられない時もありますよね。 そんな時はレモンを掛けたり、酢の物を一緒に食べるようにしてみてください。
レモンやお酢に含まれるクエン酸には、食品中のAGEを減らす効果があると言われているんですよ。
他にも抗糖化に効果が期待できる食品はたくさんあります。
ぜひ意識して、積極的に取り入れてみてくださいね。
エイジングケアとしての観点はもちろんですが、 大事な家族や自分自身を守るために、少しずつ変えられるところから意識してみてくださいね。 日々の小さな積み重ねは、良いことも悪いこともすべて未来の自分に繋がっています。
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2022.08.05