白髪と貧血の意外な関係

白髪と貧血の意外な関係

年齢を重ねるごとに増えてくる白髪。染めたばかりなのにすぐ生えてくる白髪。
発見するとなんだかとても気分が萎えますよね。
加齢や遺伝とあきらめていた白髪には、実は意外な原因があったんです。

その白髪、貧血が原因かも

貧血?と思われるかもしれませんが、実は血液と毛髪は非常に深い関わりがあるんです。

【血余 けつよ】

東洋医学では「余った血が髪の毛になる」という考え方があり、 血に余裕がある時はふさふさと美しいツヤ髪になるとされています。

【血虚 けっきょ】

その逆で血虚というものがあります。
血虚は「血液不足またはその働きが低下した状態」のことを指します。
血の絶対量が不足していたり、血の量は十分でも質があまり良くない状態だと 毛髪にまで栄養が行かず、髪が抜ける・白髪が増える・傷みやすくなる、など 髪の老化が加速するとされているんです。

栄養不足が一番の原因

銅や亜鉛など、髪に必要な栄養はたくさんありますが、特に白髪にとって大事なのは鉄分
毎月の生理や婦人科疾患、胃腸疾患など、さまざまな面で女性は男性より鉄が不足しがちです。
そのまま放置して鉄欠乏性貧血になるケースも多いようです。
貧血が慢性化すると髪質が悪化し、白髪も年齢相応以上に進行してしまいます。

見た目年齢をぐんと上げる髪の老化

肌とほぼ同じくらい髪の毛って見られてるんです。
そうは言っても、白髪を染めないと一気に老けて見えるし…
出来るなら染めたくないけど、苦渋の決断で染められる方が多いと思います。
しかし繰り返す白髪染めで髪はどんどんダメージを受けて、ぱさぱさ髪も加速。
美容院で奮発してトリートメントしても一時的だったりしますよね。
顕著な効果が実感できないとモチベーションも上がらず、おざなりになってしまいがち。
大人の髪のエイジングケアは肌以上に険しい道のりです…

あなたは大丈夫?血虚体質チェック

5つ以上当てはまったら要注意です

● 顔色が青白い
● 肌にツヤがない
● 爪が割れやすい
● かすみ目、疲れ目がある
● 枝毛や抜け毛が多い
● 乾燥肌で小じわが気になる
● 氷が食べたくなる
● 貧血になりやすいと自覚がある
● 立ちくらみや眩暈が起こりやすい
● くよくよしたり、イライラしたり不安定になる
● 眠りが浅い(夢をよく見る)
● 普段の生活で疲れやすい
● 低血圧
● 手足やお腹が冷える
● 便秘がち、あるいは軟便
● 経血の量が多すぎる、もしくは少なすぎる

体内からのエイジングケアを

一度白髪になってしまった髪を黒色に戻すのは容易ではありません。
また白髪のメカニズムは現代の医学でも完全には解明されておらず、 現段階で白髪の「治療法」はありません。
ただし予防をすることはできます。
身体の中から根本的なケアをしてこれ以上白髪が増えないようにしましょう。

【血を増やして栄養を髪にも届けよう】

1. バランスを考えた、規則正しい食事をする
2. 鉄を多く含む食品を意識的に毎日摂取する
3. 良質なタンパク質(赤身魚、卵、ヨーグルト、大豆製品)を摂取する
4. 鉄の吸収率を高めるビタミンCを摂取する
5. 鉄の吸収を阻害する食品を控える(以下参照)
6. ヘモグロビンを増やす乳酸菌を摂取する
7. 食品添加物をなるべく避ける
8. 鉄鍋や鉄フライパンなど調理器具を鉄製に変えてみる

【鉄の吸収を阻害する食品】

■緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒー
タンニンを含む飲み物を食事中や食直後に摂取すると、 タンニンが鉄と結合して鉄の吸収を悪くします。(食事時間と間隔を空ければOK)

■玄米、おから、ふすま
不溶性食物繊維を含む食べ物を摂取すると 鉄も一緒に排泄され、鉄の吸収を阻害します。

■加工食品
ハムやソーセージ、練り製品、その他加工食品、清涼飲料水、スナック菓子など。
これらに使用される添加物の一種であるリン酸塩は鉄の吸収を阻害します。

肌と同様、髪のエイジングケアも始めてみませんか?

貧血予防は女性にとって美肌効果、美髪効果の大きなサポートになります。
貧血以外にもストレス・喫煙・紫外線などで発生する活性酸素は 白髪の大きな要因とされているので、生活全体の見直しが必要になります。
たしかに「治療法」はないのですが、慢性貧血と生活を見直すことで、 白髪が黒髪に戻った話をちらほら聞くので、チャレンジする価値はありそうです!

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2022.08.12