紫外線は肌にダメージを与え、シミやソバカスはもちろん、シワやたるみなど、様々なエイジングサインをもたらします。 そう、紫外線は美肌の大敵なのです。 若々しい肌を保ちたければ、紫外線対策は必須。 そのため、日中に日焼け止め効果のある化粧品を活用している人は少なくないと思います。 でも、要注意! もしかしたら、その日焼け止め、思っているほどの効果を発揮できていないかもしれません。
日焼け止め効果のある化粧品には、SPFやPAといった紫外線の防御効果が表示されています。 これは、日焼け止めを選ぶ時の目安になるものですが、その測定方法はご存じでしょうか? 1㎠に2㎎の化粧品を塗った状態で測定されています。 けれども、この分量の日焼け止めを実際に肌に塗ると、驚くほど厚ぼったくなります。 つまり、普段使用する際に、測定時と同じ量の日焼け止めを塗っている人はほとんどいないということ。 当然、使用量が少なければ、表示されているほどの紫外線防御効果を得ることはできなくなります。 それが、日焼け止めを塗っているのに、思っているほどの効果が得られていない主な原因です。
紫外線からは肌を守りたいけれど、厚塗りした日焼け止めで仕上がりの肌印象を損なうのも避けたいですよね。 その場合は、以下のようなポイントに気を付けて日焼け止めを行うのがおすすめです。
まずは、思っている以上に実際に使用している量は少ないということを認識して、少し多めに塗ることを心がけましょう。 1㎠あたり2mgを塗ることはなかなか難しいかもしれませんが、2度に分けて塗ることで、1度塗りの時よりも多くの量を塗ることができるようになります。 また、塗りムラを防ぐこともできます。
最近は、化粧下地やファンデーション、おしろいなど、日焼け止め効果のあるアイテムがたくさん販売されています。 そんな日焼け止め効果のあるアイテムを複数重ね使いするのも効果的です。 それぞれが薄づきだったとしても、重ねることで、使用量の少なさからくる紫外線防御効果の低下を、ある程度防ぐことができます。
日焼け止めは、肌に塗った後、一定の時間が経過すると効果が低下してきます。 また、皮脂や汗で流れたり、手や衣類などに触れることで落ちたりすることもあります。 2~3時間ぐらいを目安に塗り直すようにしましょう。スプレータイプの日焼け止めや、日焼け止め効果のあるおしろいなどを活用すると、メイクの上からでも手軽に塗り直せるのでおすすめです。
紫外線の強さなどのシチュエーションに合わせて、適した日焼け止めを選ぶことも大切です。 例えば、日常生活における買い物や散歩に出かける程度の紫外線対策であれば、SPF15・PA+ぐらいのものでも十分と言われています。 でも、これは表示通りの効果を得ることができることが前提です。 実際に使用する際には、紫外線防御効果が表記よりも低くなるであろうことを考慮すれば、SPF25・PA++あたりを選ぶのが理想的。 野外で長時間過ごすときや、レジャーの時なども、同様に、目安よりも少し防御力の高いものを選ぶようにしましょう。
紫外線は美肌の大敵なので、上記のような方法で、しっかり肌を守ることが大切です。 とはいえ、どんなに紫外線をブロックしても100%守り抜くことは不可能。ダメージを受けた肌をケアすることも必要です。 日中はしっかり紫外線から肌を守りつつ、朝夜のお手入れで、年齢肌が必要とする潤いや栄養をしっかりチャージしてあげましょう。
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2022.07.22