発酵に欠かせない微生物の働き。 発酵とは、微生物の働きによって物質が変化すること。 その微生物とは主に ✔︎ 麹菌 ✔︎ 乳酸菌 ✔︎ 酵母 などになります。
「麹菌」とは一体何なのか? どんな働きをするのか? 麹菌についてのアレコレをご紹介します。
カビの一種で、日本をはじめ東アジアや東南アジアといった湿度の高い地域に生息しています。 なんと日本の「国菌」に認定されている由緒正しき菌なのです。 その麹菌を、蒸した米・麦・大豆などの穀類に繁殖させたものが「麹」です。
塩麹、醤油、みりんなど日本の食卓に欠かせない大切な調味料は麹があってこそ。 原料によって麹の種類や用途の幅も広がります。 <一例> ■米麹…米味噌、甘酒、日本酒 ■麦麴…麦味噌、麦焼酎 ■豆麹…豆味噌、八丁味噌
どちらも「こうじ」と読みますが、明確に定義があるわけではないそうです。 「麹」は中国から伝わった漢字で、「糀」は明治時代に日本でつくられた国字です。 一般的に「麹」と書くと麦・豆・米など穀物でつくられた“こうじ全般”のことを表し、 「糀」と書くと”米こうじ“のことを表していることが多いようです。
麹菌には多くの酵素が含まれています。 ✔ たんぱく質をアミノ酸に分解する「プロテアーゼ」 ✔ でんぷんを糖に分解する「アミラーゼ」 ✔ 脂質を分解する「リパーゼ」 その他たくさんの酵素を生成していて、その数はなんと30種類以上と言われています。 まさに麹は酵素の宝庫なのです。
麹菌にはビタミン類を生成する働きがあります。 ビタミンB1・B2・B6・ナイアシン・ビオチン・パントテン酸・イノシトールなど、肌の代謝に関わる大切なビタミン類の生成を促すことで、血行や代謝を促進します。 酵素をたくさん含む麴菌ですが、酵素の働きのひとつに「素材をやわらかくする」という特徴があります。 肌をやわらかく整えて美容成分の浸透をサポートすることが期待できることから化粧品原料としても注目されているんですよ。
麹菌には抗酸化作用のある成分を豊富に含有しています。 【美白効果】コウジ酸…メラニンの生成を抑える働き 【肌再生など】フェルラ酸…ポリフェノールの一種で老化を防ぐ働き なかでも「最強の抗酸化物質」として注目されているのがエルゴチオネインです。 エルゴチオネインはアミノ酸の一種で、ビタミンEの7000倍とも言われる高い抗酸化力があることから、美容効果やアンチエイジング効果が期待されている抗酸化物質です。(特に甘酒に多く含まれているとか) エルゴチオネインはキノコに多く含有しますが、同類の麹菌にも期待されています。
腸内の善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑える働きがあり消化をサポートします。 お通じは、生活の中で生じるデトックスの75%を占めるとされています。 発汗におけるデトックス効果はたったの3%程度とされているので、腸内を整えることは本当に大切なのです。
麹に含まれるN-アセチルグルコサミンは、乾燥しがちな肌にうるおいを与えます。 他にもグルコシルセラミドは肌の保湿力を高める機能が期待されています。 また麹菌が生成するエチル-α-D-グルコシドの保湿作用も注目されています。
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2022.08.04