お肌ケアしたいなら、発酵コスメを知っておこう!何がいいの??

お肌ケアしたいなら、発酵コスメを知っておこう!何がいいの??

最近は続々と発酵コスメが登場しています。
発酵と聞くと、納豆やヨーグルト、キムチなどの発酵食品を思い浮かべますがお肌にどういいのでしょうか。

発酵の力を知ろう!!

発酵とは、微生物が持つ酵素の働きによって有機物を分解させる過程のことです。
醗酵食品として代表的な納豆やヨーグルトなど健康によいと言われていますが、発酵すると、人間の身体にとって有益な成分が出てくるからなんです。
その特性を活かし、発酵成分を抽出して開発された発酵コスメは、発酵することによって増えた美容成分が豊富で、肌の活性化に働きかけたりします。
また発酵成分は粒子が小さいため、健康はもちろん肌の奥へ浸透しやすく美容にさまざまな効果が期待できるのです。

なんだかわくわくしてきますね。

では具体的に一般の化粧品との違いや、なぜ発酵コスメがいいのか見てみましょう。

発酵コスメがなぜいいの?

一般的な化粧品は、誰でも同じように使えるよう保存性や価格なども考慮して石油由来の化学的な成分を配合していることが多いと言われています。
一方で発酵コスメは自然由来の成分なので、お肌に優しいです。
もちろんオーガニック化粧品や自然派化粧品もお肌に優しいですが、発酵コスメは、お肌に優しいことに加えて肌の生まれ変わりや肌のバリア機能をサポートするなど、潤いやハリ、美白などアンチエイジングに有効といわれる自然成分が豊富なのが強みです。

【参考記事】
「肌が綺麗になるには、肌の生まれ変わりのターンオーバーも大切」

発酵コスメが生まれた理由と愛される理由

なぜ発酵コスメが取り上げられるようになったのでしょう?

発酵コスメの歴史は古く、乳酸菌はローマ時代にスキンケアに使われていたそうで、日本では日本酒を使った化粧水や味噌パックなどが使われてきました。
高温多湿の特性を活かした日本酒造りでの発酵技術は、世界的に見ても進んでいたようで高温多湿の日本では、発酵コスメは肌馴染みがよいようです。
発酵する成分の違いによって異なりますが、美白や保湿、エイジングケアなどの効果が現れやすく、愛される理由でもあります。

発酵素材はいろいろ、どの発酵化粧品がいいの?

発酵コスメの成分は保湿力が高かったり、美白に特化していたり、エイジングケア、年齢肌を感じている方には特に注目して欲しいアイテムです。
発酵コスメの成分を見てみましょう。

◆乳酸菌由来

乳酸菌発酵エキスは天然保湿因子(NMF)に成分が似ているため、肌によくなじみます。
角質細胞を保湿し、お肌をもちもちに、そしてやわらかくしてくれます。
天然保湿因子(NMF)は、お肌の表皮の角質層にある成分で、バリア機能を担っています。

◆米(麹菌)由来

コメ発酵エキスには、天然保湿因子(NMF)の成分であるアミノ酸が多く含まれるほか、健康な皮膚を作るミネラルやビタミン類などの美容成分が含まれています。

◆大豆由来

大豆から抽出される大豆エキスには、植物性コラーゲンが含まれています。
保湿力が高く、皮膚のバリア機能に働きかける効果も期待できます。

◆果物由来

果汁には、保湿作用のある糖やミネラル、フルーツ酸 (AHA) などが含まれています。
フルーツ酸 (AHA)は角質をやわらかくしたり、ゆるやかなピーリング作用があります。

どの発酵エキスにもお肌に魅力的な成分がありますが、40代からのエイジングケアで注目されているのは、乳酸菌、麹菌です。

お肌の状態にあった発酵コスメを選びましょう。

【関連記事】
乳酸菌コスメとは??

発酵のチカラ -乳酸菌-

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2022.05.27